立憲民主党・無所属 井坂信彦

2024年2月14日放送 10:49 - 11:19 NHK総合
国会中継 (衆議院予算委員会質疑)

立憲民主党・井坂信彦からの質問。甘利前幹事長の政策活動費について。35日の在籍期間で3億8000万の受領があった。時速換算45万。寝ている間も換算されているが、これが本当に使われたのか、答弁いただきたいと行った進捗について質問し、岸田総理は政治活動のために使われていれば納税申告はなく、仮にあれば個人で申告しているであろう。内容については従来通り個人のプライバシー等のこれまでのことを勘案し、計上されているであろうなどと語っている。選挙中に配られた金について使い道は幹事長の立場から統制拡大などのために使われたと思われるなどと語っている。
今朝の中国新聞の記事を紹介。「甘利氏、全国に裏金か」という見出しで1面に報じられている。2019年の参院選で自民党の選挙対策委員長だった甘利氏が宮城選挙区の公認候補の後援会幹部に現金100万円を渡していたという。甘利氏は同じ参院選の広島選挙区で買収事件を起こした河井克行元法相にも現金100万円を提供している。自民党の資金を使い全国各地の同党公認候補側に陣中見舞いとし100万円を配ったと中国新聞の取材に甘利氏は説明していたという。事実上の裏金とされる自民党の政策活動費を使い、陣中見舞いとして裏金を全国で配りまわっていた可能性があると報道されている。政策活動費は自民党から議員個人に渡されたお金であり、甘利議員個人が他の候補者にお金を渡すとしたら渡せる金額は法律で上限が決められている。合わせて3000万円までしか配れないため30人以上の候補者に配ると違法のおそれがあるとし、21年の衆院選で違法な裏金として配られた可能性があるのか確認できないかと総理に質問。岸田総理は政策活動費の使途については明らかにするのなら各党共通のルールに基づき明らかにすべきものだとし、ルール全体の中でそのお金がどういったものか判断されるべきものだと考えるとした。違法な使い方はされていないと認識しているとした。
井坂信彦議員の質疑。政策活動費について。井坂議員は各党が改革案の中で政策活動費の禁止や使途公開の義務などを掲げている中、自民党だけが何も記載していないと指摘。これに対し岸田総理は、政策活動費の議論には真摯に向き合うべきとした上で、政治活動の自由や営業の自由など留意すべき点も多いなどと述べた。井坂議員は岸田総理の答弁を聞く限りでは自民党は政策活動費を温存したいという考えが見て取れるとして、岸田総理は政策活動費の禁止もしくは使途公開の義務を考えているのかどうか尋ねた。岸田総理は各党共通のルールなどについて自民党は議論に真摯に向き合っていくなどと述べた。
井坂信彦議員の質疑。裏金問題に関する自民党の聴き取り調査について。自民党の各議員はパーティー券の裏金を個人宛か政治団体宛かどちらの認識で受け取ったのか尋ねた。岸田総理は議員個人が受領した例は党として把握しておらず、政治団体から政治団体へという認識であったと答弁した。井坂議員は新聞各社には当初「個人宛の政策活動費だと思ってた」と答えていたとし、今になって政治団体宛だと言っていたのなら聴き取り調査ではなく口裏合わせであると指摘。また自民党は最初の裏金事件の報道から3カ月経ってようやく金額と議員の名前が明らかになったとして、岸田総理は意図的に真相解明を遅らせているなどと述べた。岸田総理は検察の捜査を踏まえて収支報告書を修正し、その上で党として実態把握を行っている最中であり、議員本人の説明責任及び政治責任を判断するなどと述べた。


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