ニュースウオッチ9 (ニュース)
立憲民主党の代表選挙に枝野前代表が立候補を表明した。理由について会見で「新しい次代へ向かて進むときだと考え出馬を決意した。」などと話した。政策面で打ち出したのが消費財5%分の実質的な減税策として中間層までを対象にした給付付き税額控除の創設など。枝野氏は衆議院埼玉5区選出の当選10回で60歳。かつての民主党政権で官房長官などを歴任しその後立憲民主党の代表に就任するが、多くの選挙区で共産党などと候補を一本化するも議席を減らした責任を取って代表を辞任した。会見で野党連携について問われると「他党との関係について再構築するということであり、全国一律で他の政党との関係を結ぶようなやり方はしない。」などと話した。立憲民主党の代表選挙の党所属の国会議員は136人で立候補には20人からの推薦を受ける必要がある。馬淵元国土交通大臣はきょう融資の国会議員らから立候補の要請を受けた。泉代表は再選を目指して立候補する意向を固めている。台湾を訪問中できょう夕方には頼清徳総統と会談をした野田元総理大臣は立候補するかどうかできるだけ早く判断したい考えで現地でも対応を協議しているとみられる。江田憲司衆院議員は自らに近い議員から立候補の要請を受けた。立憲民主党は政権交代を目指している。そのためには他の党とどのように連携をするかが重要となってくるが、それぞれの政党の距離感などがあり簡単なことではない。