所さんのそこんトコロ 開かずの金庫を開けろ!
北海道・函館へとやって来たのはワタリ119。函館八幡宮で「傘みくじ」をひいて大吉だった。函館はペリーが来航し貿易・交通の要衝として栄えてきた。依頼人の小林一輝さんが待っていたのは「サウス・シダー・ドライブ・イン」というお店。この店はアウトドアの洋服ブランドなどを取り扱っていて約4万円のTシャツや約9万円のジーンズなどを取り扱っている。小林さんはアパレルとレストラン関連の8店舗を経営していて年商は5億円となっている。
金庫は「元町公園」内の旧北海道庁の中にあるという。旧北海道庁は明治42年に竣工され道指定有形文化財となっている。旧北海道庁の中に小林さんの金庫がある理由について祖父が商売をやってた時に使っていた金庫でジョリー・ジェリー・フィッシュ2号としてオープンした際に置かせてもらったという。その祖父は戦後間もなく青果問屋として働いていたという。その祖父の遺品の中には古い紙幣があり御守り代わりに持っていると話した。鍵を開けるのはお馴染みのダスキンレスキューの玉置恭一さん。金庫について書かれていた本郷金庫は聞いたことはなく当時のこちらの土地の金庫メーカーなのかもしれない。そして比較的難しくつくられていると話した。
開かずの金庫に玉置さんが挑戦する。扉は鍵とダイヤルの2重ロック式となっているが鍵穴は壊れている状態であると確認。ダイヤル式は3つの数字を合わせれば開く仕組みで組み合わせは100万通り。鍵は空いていると前提してダイヤル式を手の感覚だけで探っていく。10分後鍵が開いた。そして扉を開いて確認すると戸棚と3つの引き出しが存在した。