スーパーJチャンネル （ニュース）
米国を含むG7各国の大使が異例の欠席となる中、平和祈念式典が行われた。長崎市への原爆投下から79年。長崎市・鈴木史朗市長「核兵器廃絶は国際社会が目指す持続可能な開発目標、SDGsの前提ともいえる『人類が生き残るための絶対条件』だ」。ウクライナ侵攻を続けるロシアは招かれていない。米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダなどの大使の姿がない。イスラエルの大使が招待されなかったことに反発して欠席。米国・エマニュエル駐日大使、イスラエル・コーヘン駐日大使は増上寺（東京都港区）で行われた追悼会に参列。去年10月以降イスラエルの攻撃が続くパレスチナ自治区・ガザの死者は4万人近くに上る（ガザ地区保健当局）。エマニュエル大使は「ロシアは侵略した国でイスラエルは侵略された国。出席することで同列に扱うことを受け入れることになる」、岸田総理大臣は「長崎市主催の行事。政府としてコメントする立場にないと考えている」と述べた。