- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像。
自民党本部前から中継。総裁選立候補受付まで残り13時間を切った。各陣営の動きが激しくなってきている。9時を過ぎても建物の一部は明かりがついており、準備が進んでいるものとみられる。
キャスター陣がオープニングの挨拶。
11月のアメリカ大統領選挙に向けて、初の直接対決。選挙戦の行方を左右されるといわれるテレビ討論会が行われ、ハリス氏とトランプ氏が相まみえた。90分あまりにわたる論戦。互いの主張を強く批判するなど激しい応酬となった。冒頭、仕掛けたのはハリス氏だった。トランプ氏に歩み寄り、わざわざ自己紹介する行動に出た。最初のテーマは経済。ハリス氏に政策を批判されたトランプ氏は移民政策に紐づけてハリス氏への批判を強めた。するとハリス氏は有権者に「皆さんは今夜トランプ氏のいちもの陳腐な言い回し うそ 不満 悪口ばかり聞かされることになるが、国民が求めているのは分断よりも団結の重要性を理解している大統領だ」などと呼びかけた。また、トランプ氏が持ち出した国境管理や移民政策について、ハリス氏は「最も保守的な上院議員含め議会では国境管理法案を提出し、私も支持したが、法案に何が起きたのかというとトランプ氏が議会の面々に電話して法案をつぶさせた」とした。これに対し、トランプ氏は繰り返しバイデン政権の責任について追及。
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トランプ氏の支持者らが連邦議会に乱入した事件については、トランプ氏は「私は関係ない、警備責任者でもなかった。当時のペロシ氏の責任だ」などとした。現地の複数のメディアはハリス氏がトランプ氏を防戦に回らせたと論評。討論会の後、会場近くのプレスセンターにトランプ氏が姿を見せるサプライズが。2回目の討論会の開催について「ハリス氏側は負けたからもう1回討論したいんだ、我々はそれについて検討する」とした。一方、ハリス氏は支持者の集会で「今日はいい日だった。あと56日 やるべきことは山積している」などと述べた。ハリス氏の陣営は声明を発表し2回目の討論会について前向きな姿勢を示した。 初めての討論会について、全米各地ではウォッチ・パーティーが開かれていた。中には今回の討論会では決めきれないという人もいた。今回の討論会について、専門家はハリス氏がかなり準備をしてきてうまく対応したと評価。トランプ氏はいつものトランプ氏だったとした。また、討論会の内容がSNSで切り取られ、拡散していくと指摘。さらにかみ合わなかったことが両者の戦略だったと分析する。
米大統領選 テレビ討論会について現地では、ハリス氏にとっては及第点以上だったというのが大方の受け止めだという。アメリカメディアの中にはハリス氏が優勢だったと評価するところもあるという。ハリス氏は目立った失点はなく、乗り切ったという印象だという。ただ、ハリス氏はトランプ氏の批判に真っ向から対決するのではなく、こたえを避けた場面もあった。政策面についてもこれまでの主張を繰り返していたという印象だという。一方、トランプ氏は現政権の批判に時間を割いたが、途中いら立つ場面も見られた。今回の討論会ですぐに票につながるかは未知数だという。今後の最大の焦点は激戦州の動向だという。2人ともそれぞれ激戦州に入り、支持を訴える予定。ハリス氏については、討論会直後にテイラー・スウィフトが支持を打ち出している。来月1日には民主党のウォルズ氏、共和党のバンス氏による副大統領候補のテレビ討論会が予定されている。ハリス氏とトランプ氏の2回目の討論会が開催されるかも注目。
佐藤さんは「討論会では大統領らしさというのが問われるだけに、政策の討論はもちろんだが、2人のしぐさとかふるまいにも注目していた」など話し、広内さんは「ある程度想定の範囲内だったのでは」、「CNNテレビの調査「ハリス副大統領がよかった」63%、「トランプ前大統領がよかった」37%」、「米国のメディアの反応を見ると、ハリス副大統領にやや軍配が上がっている印象だが、決定打とまではいえないのでは」など話した。トランプ前大統領の主張だがは、事実ではないと指摘される場面もあったが、逆にトランプ前大統領支持者には響いていた可能性がある。8年前の討論会では、トランプ前大統領が、ヒラリークリントンを「嫌な女だ」と非難して、これ物議を醸したことあるが、結果、選挙ではトランプ前大統領が勝利している。今後オクトーバーサプライズと呼ばれる予期せぬことが起きる可能性もあるので、まだまだこれから。
米国・ハリス副大統領、トランプ前大統領ともに否定的な考えを示している日本製鉄による米国の大手鉄鋼メーカー・USスチールの買収計画について。日本製鉄は去年12月、米国の大手鉄鋼メーカー・USスチールを買収することで両社で合意したと発表し、米国政府の対米外国投資委員会が審査を進めている。欧米のメディアは「この委員会が買収によって米国の鉄鋼生産能力の削減につながる可能性があるとして、国家安全保障上のリスクを生じさせると判断していて、バイデン大統領が近く買収の阻止を発表する」と相次いで報じている。関係者によると、日本製鉄・森高弘副会長が、11日に首都ワシントンで米国政府高官と会談する見通し。会談では、買収が国家安全保障上の懸念がないことや、鉄鋼業界がより強固な基盤を築くことができることを改めて伝え、計画の承認を求めるものと見られる。バイデン政権が中国を念頭に、日本に経済安全保障面での協力を求める中、日本企業による買収を安全保障上の観点から阻止することには、米国の専門家やメディアからも批判の声が上がっていて、バイデン大統領の判断が注目されている。
自民党総裁選挙はあす告示。きょうは上川外務大臣が会見し、立候補を正式に表明した。上川外務大臣は総理大臣官邸で、岸田総理大臣に立候補することを報告した。会見で上川外務大臣は「総裁選に立候補し、日本の総理として、難問から逃げず、国民の皆様と新たな日本を築いていきたい」と述べた。旧岸田派出身の上川外務大臣は71歳。2000年の衆議院選挙で初当選した。安倍内閣と菅内閣で3度にわたり法務大臣を務め、オウム真理教の一連の事件で死刑囚に死刑を執行したほか、去年、女性では19年ぶりとなる外務大臣に就任。総裁選挙への挑戦は初めて。推薦人の確保が難航し、告示前日のぎりぎりでの会見となった。立候補を目指していた野田聖子氏は「推薦人20人に届かず、立候補を断念することを報告する」と述べた上で、小泉進次郎氏の推薦人になり支援する考えを示した。立候補を目指していた齋藤経済産業大臣は立候補を断念することを明らかにし、「結果は残念だったが、大きなものを得ることができたのではないか」と述べた。各陣営、告示をあすに控え、支持拡大に向けた動きが激しくなっている。自民党・石破元幹事長の陣営は、選挙対策本部の会合を開いた。石破元幹事長は「日本国のためにこの選挙を勝ち抜く」と述べた。国民の所得倍増を最も重要な政策と位置づけている加藤元官房長官は「この強い思いを実現するために立候補(表明)した」と述べた。小泉元環境大臣は、新潟・長岡市を訪れ、コメ農家などを視察。野田元総務大臣が推薦人になる考えを示したことについて、小泉元環境大臣は「大変心強く、心からありがたく思う」、あす告示を迎えることについて「勝利を勝ち取れるよう、まっしぐらにまっすぐ思いを伝えていきたい」と述べた。河野デジタル大臣は、政府のデジタル行政について、スタートアップ企業の人たちと意見を交わした。河野デジタル大臣は「政策議論がしっかりできるような討論の場を楽しみにしている」と述べた。小林鷹之氏は、地元・千葉県の県議会議員を訪ねて支援を求めた。小林鷹之氏は「ひとりでも多くの党員、国民に自分の思いを伝えていく」と述べた。高市経済安全保障担当大臣は、党本部や国会議員の事務所であいさつ回りを行った。高市経済安全保障担当大臣は「2回目なので勝ちにいく」と述べた。政策の柱に国土強じん化を入れている林官房長官は、建設業界の団体を訪れ支援を求めた。林官房長官は「堂堂と論戦を行って、最後まで勝ち抜いていきたい」とコメント。自民党・茂木幹事長は、自身がかつて通っていて、今は廃校となった小学校の分校を訪問。茂木幹事長は「地方の活力アップをしていくことが、私の政治の原点。新たな時代の日本列島改造論を訴えたい」と述べた。
自民党本部前から中継。党本部であす立候補の受け付けが行われる。各陣営、夜になっても支持拡大へ向けて、活動を続けているもよう。自民党議員「ほとんどの派閥が解散を決め、前代未聞の総裁選。誰が勝つのか、本当に分からない」と話していたという。あすから選挙戦が始まる。総裁選挙は、事実上、総理大臣を決める選挙でもある。政治とカネの問題への対応をはじめ、国民生活に関わる経済政策など山積する課題にどう向き合うのか。各候補は問われることになる。
立憲民主党の代表選挙。4人の候補者が、能登半島地震の被災地を訪れ、復興支援を巡って意見を交わした。石川県内の仮設住宅や被害を受けた観光地などを訪れ、復旧復興の状況を視察。防災や復興支援について意見を述べた。立憲民主党・野田元首相、枝野前代表、泉代表、吉田晴美衆院議員の主張。石川県では仮設住宅の建設が進み、避難所に身を寄せる人は減ってきてはいるものの、今後の安定した住まいを確保することが課題となっている。被災地に寄り添う政治が求められている。
SNSなどを通じて投資を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりする詐欺の被害が世界中で深刻化する中、各国の捜査機関の担当者らが集まり、対策などを話し合う国際会議がきょう、東京で初めて開かれた。会議では警察庁・露木康浩長官が、日本の現状などを説明したうえで、「犯罪組織につけいる隙を与えないよう、国境を超える組織的詐欺に対して共に戦うことで困難を克服できると確信している」などと述べた。
国連総会が10日始まり、オブザーバー国家として一番後ろに置かれていたパレスチナの席が前方に移され、各国と同じ扱いに格上げされた。今回の措置はことし5月の総会でパレスチナの国連加盟を支持する決議が賛成多数で採択されたのを受けたものが、正式な国連加盟には安全保障理事会の勧告決議が必要。パレスチナ・マンスール国連大使は「大きな出来事だ。国連加盟国になるという当然で合法的な権利にわれわれを近づける」などと述べた。
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長崎の被爆体験者について、おととい長崎地方裁判所が一部の人を被爆者と認める判決を出したことを受けて、長崎県・大石知事と長崎市・鈴木市長がきょう、厚生労働省を訪れた。大石知事は「控訴を断念することが、地元の強い思いと伝えた」などと述べた。これに対して厚生労働省の幹部は「国としても地元の思いをしっかり受け止めて、今後の協議に臨みたい」などと答えたという。
ことし7月、福岡市の城南区にある認可保育園が、手足口病に感染した疑いがある0歳の園児を、段ボール箱の中に入れて園内の事務室で一時隔離していたことが分かった。外部からの情報をもとに、市が先月下旬、実施した監査で明らかになった。市は、不適切な保育に当たるとして、保育園に対して口頭で注意したうえで改善を求め、今後、必要に応じて文書での指導なども検討していくとしている。福岡市役所の映像。
中国電力が再稼働を目指す島根原子力発電所2号機に設置を申請しているテロ対策施設について、原子力規制委員会はきょうの会合で、基準に適合しているとする審査結果の案を取りまとめ「事実上合格」とすることを決定した。今後経済産業省などから意見を聞いたうえで、正式に合格となる見通し。中国電力によると現在準備工事などが進められていて、2028年8月の期限までに完成する見通し。
米国の先月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて、2.5%の上昇となった。上昇率は、5か月連続で前の月を下回り、2021年2月以来の低い水準。インフレ率の低下傾向は続いていて、市場では、FRB=連邦準備制度理事会が来週開く金融政策を決める会合で、4年半ぶりに利下げに踏み切ることがほぼ確実視されている。現在の円相場は1ドル142円42~43銭。
全国の気象情報を伝えた。
ドジャース×カブスの試合で、日本選手4人が先発出場。カブス6−3ドジャース。ドジャースの先発は山本由伸。肩の炎症から約3か月ぶりの復帰登板。カブスの3番・鈴木誠也との対戦は三振を奪った。山本は4回まで投げて8つの三振を奪い1失点。上々の復帰戦となった。ドジャース・大谷翔平は1番で出場。相手の先発はカブス・今永昇太。大谷は今永に3打席抑えられた。今永は、7回、3失点にまとめた。大谷はノーヒット。試合はカブスが勝って、ドジャースに連勝。今永は13勝目。今永投手は「きょうは少しだけ運が味方してくれた」とコメント。
パドレス7−3マリナーズ。プレーオフ進出を狙うパドレスは、ダルビッシュが復帰後2試合目の先発。5回を2失点で、5月以来の5勝目。野茂英雄に並ぶ、日米通算201勝目を挙げた(日米通算勝利数:黒田博樹203勝)。ダルビッシュは「チームメートが勝ちをつけてくれて嬉しい」とコメント。