NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
1996年2月、米に拠点を置くキューバ人亡命者支援団体の小型機2機が、キューバ軍が撃墜し4人が死亡した。アメリカのブランチ司法長官代行は、ラウル・カストロ元国家評議会議長が先月起訴されたことを明らかにした。公開された起訴状によると、ラウル氏は4人の殺害や航空機破壊など、7つの罪に問われている。ラウル氏はキューバ国内にいるため、今のところ裁判が行われる見通しはない。トランプ大統領はこれまで、イランの次はキューバだなどと、軍事行動もちらつかせながら、キューバに政治や経済の抜本的な改革を迫っていて、今回の起訴で圧力を強めた形で、今後の軍事行動を正当化するねらいがあるのではと指摘もでている。キューバのディアスカネル大統領は法的根拠を欠いた政治的行為だ。軍事侵攻を正当化するためのねつ造だと非難。米メディアはラウル氏を拘束するための軍事作戦は実施されないという政府高官の見方を伝えているところもあるが、今回の起訴をきっかけに、両国の緊張がさらに高まりそう。
