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アメリカ労働省が発表した先月の消費者物価指数は前年同月比2.8%の上昇となった。上昇率は前月比0.2ポイント低下し、5か月ぶりに前月を下回った。変動の大きい食品・エネルギーを除いた“コアの物価指数”は前年同月比3.1%上昇した。上昇率は前月比0.2ポイント低下した。いずれも市場予想を下回り、インフレ再加速の警戒感がいくぶん和らいだ。FRB(連邦準備制度理事会)パウエル議長は利下げを急ぐ必要ないとの考えを繰り返し示しているが、市場では景気減速への懸念もあり、今後の利下げのペースが焦点となっている。