NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
アメリカの関税措置をめぐり赤澤経済再生相はけさワシントンでベッセント財務長官と閣僚交渉を行った。赤澤経済再生相は一連の関税措置は遺憾だとして見直すよう強く求めたものとみられる。そのうえでアメリカ側がトランプ大統領の意向を受け貿易赤字の解消を主張していることを踏まえ輸入拡大などを含む案を説明し合意に歩み寄れる接点を探ったものとみられる。その後、赤澤経済再生相はアメリカ商務省に入りラトニック商務長官と会談し貿易拡大、非関税措置、経済安全保障麺での協力などをめぐり意見を交わしているものと見られる。日本政府は国益を最優先とする姿勢は堅持し今月半ばのG7サミットにあわせた首脳間の合意を視野に交渉を進めている。閣僚レベルで接点を見いだしトランプ大統領に報告があがる環境を整えられるかが焦点となる。