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アメリカ・FRBは30日、金融政策を決める会合を開き、4.5%を上限としている現在の政策金利を5会合連続で据え置くことを決めた。パウエル議長は“関税が経済に与える影響はなお不透明”だとして先行きを見極める姿勢を示している。ボウマン副議長とウォラー理事は0.25%の利下げを行うべきだとして反対票を投じた。FRBの7人の理事のうち2人が反対したのは32年ぶり。2人は早期の利下げを強く主張するトランプ大統領が第一次政権の時に理事に指名した人物で、ウォラー理事は次のFRB議長の有力候補の一人とみられている。