総事業費73億円 国宝大改修に特別潜入!日本の伝統守る職人たちの超絶技巧とは!?

2026年6月18日放送 19:54 - 20:24 テレビ朝日
相葉ヒロミのお困りですカー? 世界遺産を救え!比叡山延暦寺 大掃除3時間SP

続いてやってきたのは比叡山延暦寺の総本堂である根本中堂。根本中堂は平成28年から総事業費73億円をかけて約60年ぶりとなる改修工事が行われている。今回通常撮影NGである工事中の内部へ潜入する。職人さんが語る困りごとは国宝を守る職人が減っているということで、今回裏側に潜入し伝統技法をみせてもらう。まずやってきたのは高さ7m長さ54mの巨大な木の屋根の部分。案内してくれるのは屋根葺職人の金子さん。作業はまず古い屋根の解体から始まり、「栩葺」と呼ばれる技法で厚さ2.4cm、長さ45cmの板をズラして重ねている。木材は水に強いサワラを使用している。また、板も手造りで凸凹ができることで通気性がよくなって長持ちする。
伝統技法「栩葺」の留め方は竹の釘を使用している。竹釘は何十年たっても残り、打ち付ける金槌は片手で打てるよう作られている。金子さんがお手本を披露。金子さんは簡単にやっていたが番組スタッフは誰一人出来なかった。そして相葉ヒロミの挑戦。相葉は一発成功だったが、ヒロミは2回目で成功した。金子さんの下には1人いるがそれ以降はおらず7~8年若手は入っていないという。
続いて訪ねたのは漆塗職人の鈴木佐知さんのもと。作業で一番たいへんだったのは最後の塗り工程である「上塗り」で全工程を含めると36工程かかり、蔀戸の修復に約3年かかる。鈴木さんは7年目で、上の世代は30年の大ベテランで間がいない状態。続いて訪ねたのは蟇股を彩色を行う職人の山岡憲史さん。色はまず彫刻に残る過去の痕跡から調査し見取り図を作成してから作業が開始できる。
続いて訪ねたのは宮大工の山内宣克さん。山内さんは修理できない鬼面も一から作成するなどしている。用意されているカンナは大小あり、キレイになるまで作業を行っていて、カンナは自分で作っている。また屋根部分で雨にまったく当たらない部分はそのままにしていて、江戸時代から残っているなど使える部分は極力残されている。最後に訪ねたのは板金職人の佐藤邦彦さん。板金は金属板を加工していて、4人の板金職人で作業を行い使用された銅板は76000枚。今回屋根の修理のため銅板を外してみると昭和、明治、江戸の3時台の銅版が使用されていたことが判明し、江戸時代は黒かったから黒く塗る子に変更となったという。塗るのは江戸時代の技法である「ちゃん塗」と呼ばれる、油を煮立てて固まらせて作る。そのちゃん塗りを行うのが余江岳央さんで1回で塗ると話した。


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