NHKニュース おはよう日本 くらしりSP
群馬県高山村のお宝野菜・極太!高山きゅうりを調査。7月中旬〜9月下旬ごろまで出荷。高山村では古くは明治頃から太くて大きいきゅうりを生産していて、当時は農家ごとによって名前が違っていたという。“高山きゅうり”名付け親・後藤明宏さんは、これまで農家が思い思いの名前で呼んで育ててきたきゅうりに名前を付けて初めて県外に出荷した。ブランド化にあたりこだわったのは、まっすぐで形がよくて色白のもの。かつてのきゅうりは農家が地元向けに育てていたため色や形がバラバラだった。そこで後藤さんはこのきゅうりの特徴である白さと大きさを兼ね備えたものだけを選んでその種を育てることにした。研究を重ねること5年、よりまっすぐになるようにネットを張ってきゅうりを吊り下げて育てる工夫もした。今、高山きゅうりを育てる農家は約30軒。味は柔らかくみずみずしいのが特徴で食べごたえのある野菜となっている。おすすめの食べ方は大きめにカットした高山きゅうりに浅漬の素をかけた「さっさ」など。