群馬県高山村のお宝野菜・極太！高山きゅうりを調査。7月中旬〜9月下旬ごろまで出荷。高山村では古くは明治頃から太くて大きいきゅうりを生産していて、当時は農家ごとによって名前が違っていたという。“高山きゅうり”名付け親・後藤明宏さんは、これまで農家が思い思いの名前で呼んで育ててきたきゅうりに名前を付けて初めて県外に出荷した。ブランド化にあたりこだわったのは、まっすぐで形がよくて色白のもの。かつてのきゅうりは農家が地元向けに育てていたため色や形がバラバラだった。そこで後藤さんはこのきゅうりの特徴である白さと大きさを兼ね備えたものだけを選んでその種を育てることにした。研究を重ねること5年、よりまっすぐになるようにネットを張ってきゅうりを吊り下げて育てる工夫もした。今、高山きゅうりを育てる農家は約30軒。味は柔らかくみずみずしいのが特徴で食べごたえのある野菜となっている。おすすめの食べ方は大きめにカットした高山きゅうりに浅漬の素をかけた「さっさ」など。

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「高山村ベジフルグループ」はボランティアで村の野菜をPRする栄養士によるグループ。これまでに30以上の高山きゅうりを使用したレシピを考案し、村役場や道の駅などで配ってきた。冷や汁やきゅうりのメンチカツなどがある。浜内千波さんは「お料理の美味しさは視覚が80％。だから見た目のインパクトを活かしたほうがいい」とアドバイス。浜内さんが考案したのは「高山きゅうりのハンバーグ」。

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材料は4人分で、400グラム前後の高山きゅうりが一本。4分の1に切ったきゅうりの種を取り除き600ワットのレンジで4から5分加熱する。ハンバーグのたねはひき肉が100グラム、木綿豆腐が100グラム、たまねぎ30グラム、塩小さじ1／3強、こしょう少々、パン粉10g＋仕上げ用。たねをきゅうりに詰めてパン粉をつけて お肉の面からフライパンで焼く。焼き色がついたらひっくり返してしっかり火を通せば出来上がり。取り除いた種とレンジで加熱したときに出た汁を混ぜ合わせ、ケチャップ大さじ2、オリーブ油大さじ1で炒め、最後にしょうゆ小さじ2強、粒マスタード小さじ1で味を整えてソースの完成。食べた人は「（ソースが）甘い。きゅうりも甘い」などと話した。

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ハンバーグの付け合せのピクルスのレシピは首都圏ナビのQRコードから。高山きゅうりのハンバーグとピクルスは「たかやま未来センター さとのわ」で1日30食限定で9月上旬まで食べられる。

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