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自民党は大敗した参議院選挙を総括する両院議員懇談会を開いた。約4時間半に及んだ懇談会には236人の議員が出席し、64人が発言した。石破首相は冒頭、日米の関税交渉の合意を確実に実行することなどを理由に続投への意欲を示し理解を求めたが、その後の非公開の議論では出席者から辞任を求める声が相次いだという。自民党・山田宏議員は「事実上のリコールを求めた署名運動を広げる」、小林鷹之議員は「組織のトップとしての責任の取り方についてしっかり考えて頂きたい」、笹川博義議員は「総裁1人の責任ではないことはみんな承知をしている」、船田元議員は「続投してほしいという人も5~6人はいた」などと述べた。懇談会後、石破首相は「続投方針に変わりはないか」と問われ「ございません」と述べた。一方、森山幹事長は懇談会で参院選の総括を来月とりまとめた上で「自らの責任について明らかにしていく」と述べ、辞任の可能性を示唆した。中堅・若手議員らが首相の進退を問うため議決権のある「両院議員総会」の開催を求めているが、森山幹事長は開催する方向できょうの役員会で議論すると明らかにした。