大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
きょう午前、中国を訪問している自民党・森山裕幹事長、公明党・西田実仁幹事長らが中国共産党との日中与党交流協議会に参加。政権発足から3カ月、石破茂総理は9日から東南アジアの2カ国を訪問、“石破外交”が本格的にスタート。10日にマレーシア・アンワル首相と、11日にはインドネシア・プラボウォ大統領と首脳会談。両国との会談では海洋進出を強める中国を念頭に連携強化で一致。これまで南シナ海では南沙諸島などでの中国とフィリピンの衝突が大きく報じられてきた。マレーシアとインドネシアでも中国との間で問題が発生。マレーシアが石油ガス田の開発を進めるルコニア礁の周辺には去年10月、中国海警の船などが度々進入。またインドネシアではナトゥナ諸島周辺で中国の漁船団が違法操業を繰り返し漁業権を巡る緊張が高まっている。今回の東南アジア訪問で「対中国」の動きが進む一方で、日本と中国の間では関係改善の動きもでてきている。日中関係を巡っては去年11月、石破総理が中国・習近平国家主席と首脳会談。先月25日には岩屋外相が訪中し李強首相、王毅外相と会談。日中間の交流が活発化している。米国・トランプ次期大統領の就任を来週に控え世界情勢の先行きが不透明な中、石破政権はどのような立ち位置を目指しているのか。