NHKニュース7 (ニュース)
自民党内では、参議院選挙の敗因の分析が続いている。総括委員会は有識者から聞き取りを行い、出席者によると「政策だけでなく候補者や党組織としての問題など複合的な要因で敗北した」という指摘や、「抜本的に建て直さないと自民党にあすはない」という意見が出たという。国会内では、保守系の議員グループが石破首相に対し速やかに党総裁を辞任するよう申し入れた。要請書では「党員も参加する形での総裁選を実施し、新総裁のもとで解党的な出直しを図るべきだ」としている。一方鈴木宗男参院議員はNHKの取材に対し、「ますは参院選の総括を行うべき。今は政治空白をつくるべきではなく続投すべき」と述べた。自民党はあす両院議員総会を開き、党執行部の責任などについて議論が行われる見通し。