大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS
きのう全日空が日本の航空業界で初めて従業員の15分〜30分の仮眠パワーナップを導入した。ANAは、整備士と技術スタッフを対象に勤務中の脳疲労を回復させることで仕事のパフォーマンスを向上させようというもの。音楽やヒーター、ストレッチ機能などが搭載された仮眠シート25台を羽田空港と成田空港に順次設置する。ANA整備士・星野力さんは「“TOTONE(トトネ)”を使うことで、脳がすっきりするのは感じられると思う」と語った。この仮眠シートは「整う」と「寝る」をかけて「TOTONE」とネーミングされ、トヨタが将来の完全自動運転時代の寝ながらドライブを見込んで開発。トヨタ自動車先端モビリティシステム開発部・野々村真人主幹は「ウェルビーイング(良好な状態)、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)が実現でき、会社にも社会にも貢献できる」と語った。ANAはパワーナップの効果を検証しながらほかの部署への導入も検討するとしている。
仕事の疲労からか仮眠は昭和の時代にも欠かせないものだったようだ。当時のニュース映像では今から50年以上前、東京・銀座に仮眠が取れる施設が存在していた。昼休みや休憩時間には公園で仮眠を取る人の姿もあった。仕事をしている人は昼間に仮眠をとっているのか聞いた。