NNN ストレイトニュース (ニュース)
国会では衆議院予算委員会で今日から新たな取り組みとなる新年度予算案を各省庁ごとに政策をチェックする省庁別審査が行われている。野党側は政策チェックを通じて政府案の無駄を浮き彫りにしてその代わりに自分たちが主張する政策の実現を求める狙い。衆議院予算委員会では各省庁を6グループに分けて3日間かけ来年度予算案を政策ごとにチェック。立憲民主党・馬淵議員は物価高高騰で実施している3万円の給付金について支給時の事務費に無駄があると追求。立憲民主党・馬淵澄夫議員は「400億円に及ぶ事務費これ相当程度削減できるはず」とした。赤沢経済再生相は「事務費低廉化を含め給付金等の施策を迅速かつ効果的に執行していけるよう万全の対応を図ってまいりたい」とした。馬淵議員は削減した予算で高額療養費制度の自己負担引き上げを撤回する財源を捻出できると主張。立憲幹部は「少数与党だから起きた変化」、別の幹部は「とにかく無駄削減を行う」とした。野党は裏付け財源をセットで予算修正を迫り責任政党だとアピールしたい考え。