ひるおび! (ニュース)
きのう投票が行われた衆議院の3つの補欠選挙。立憲民主党が全勝し、自民党は不戦敗を含め全敗となった。今回の補選は自民党の派閥の裏金事件発覚後、初めての国政選挙。最も注目されていたのは、唯一の与野党対決となった島根1区。島根は、47都道府県のうち衆院総選挙の小選挙区で、過去に1議席も落としていない「保守王国」。今回は、錦織功政氏の劣勢が伝えられると、岸田総理や大物議員が続々応援に駆け付けた。しかし、裏金事件の逆風は厳しく、亀井亜紀子氏との差は縮まらなかった。党内からは、「これで岸田総理の自民党総裁の再選はない」との声が聞かれた。一方、立憲民主党の泉代表は早期の衆院解散を求めた。自民党の政治と金の問題に民意の厳しい審判が下った今回の補欠選挙。今後の岸田総理の政権運営や解散戦略にどのような影響を与えるのか!?