首都圏ネットワーク (ニュース)
東京・武蔵野市にある被爆者の団体が完成させた証言集の完成を記念した集会がきょう開かれた。日本被団協がノーベル平和賞を受賞し被爆者の訴えが改めて注目される中、武蔵野市の被爆者団体、武蔵野けやき会はことしの夏から2008年に発行された証言集の復刻に取り組み新たに被爆2世の証言などを加えて先月下旬、完成させた。冊子にはおよそ40人の証言やメッセージが掲載され原爆がさく裂した瞬間や犠牲になった家族のこと、また戦後に受けた差別など原爆の悲惨さが語られたうえで平和の大切さを訴えている。