モーサテ (ニュース)
きゅうの経済視点。三井住友DSアセットマネジメント・吉川雅幸さんは「政治→財政赤字高止まり」。フランスの下院の選挙は極左が第1党となった。極左も極右も年金改革の逆戻しや財政赤字を増やす政策を公約に掲げている。米国の大統領選挙ではトランプ氏が勝つ可能性が高くなってきている。トランプ氏も自らが導入した減税の恒久化など財政赤字を高止まりさせる政策を主張、冷戦的な構造が復活、国防の問題、ITや戦略産業への補助金などがある。パンデミック後に増えた債務が減らしにくいとした。JPモルガン証券・西原里江さんは「GPIFのポートフォリオ見直し」。GPIFは基本ポートフォリオ2014年の10月に大きく変えている、資産の6割が国内債だった、現在の黄金比率に達するまでは時間がかかった。2020年以降は債券対株、海外資産対国内資産が25%ずつとなっている。2023年度は45兆円の運用益を出した。デフレ脱却、QTの本格化、金利も上がる、株の最高値更新になっている。来年3月新しいポートフォリオが公表される。黄金比率を変えないのであれば新たな環境の中でリスクリターンでオプティマルということを検証した開示していく必要があると話した。