ニュースウオッチ9 (ニュース)
国の調査では5人に1人が睡眠による十分な休息をとれていないと感じている。厚生労働省が推奨する睡眠時間は成人1日6時間以上。ただ1日の平均睡眠時間が6時間未満の人は男女ともに約4割にのぼる。妊娠をきっかけに不眠症状が始まり睡眠時間が4時間ほどに減った女性はどの診療科に相談したらいいかなどがわからず症状を我慢する期間が続いたという。その後心療内科で薬を処方してもらい体調が回復したという。睡眠不足が慢性化するとうつ病・不安障害などになるリスクが高まるため早めの受診が重要。日本睡眠学会がきょう提出した要望書では医療機関の診療科名に「睡眠障害」を加えるよう求めている。