知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!? 認知症 克服のカギ
今年2月、イギリスから衝撃的な研究結果が飛び込んできた。100万人規模のビッグデータの解析。そこから認知症とある意外なものとの関係が明らかになった。その意外なものというのが「新型コロナウイルス」だった。新型コロナウイルス荷感染するとアルツハイマー病の侵攻を示す指標が2~4年分進んでいたという。アルツハイマー病は認知症の中で最も多いタイプ。原因物質といわれるアミロイドβとタウが脳に蓄積し神経細胞が壊れていくことで発症する。46歳以上の人たちで血液に含まれる量を観戦の前後で比較した。するとアルツハイマー病の侵攻を示す指標が2~4年分進んでいた。そのほか様々な感染症がリスクを高めることが分かってきた。ウォレン・ガッシュさんは65歳以上の人100万人で肺炎やインフルエンザなど様々な感染症と認知症との関係を調べた。すると重い症状を経験シた人では認知症のリスクが2倍になっていた。