TOKYOほっと情報 東京都議会 財政委員会
財政委員会の課題について、財政委員会理事の清水とし子(日本共産党)が「財政委員会では都が発注する工事や委託事業の契約、入札などについての審議も行われる。『今暮らしが厳しい』『もっと手取りを増やしてほしい』という働く人たちの声と同時に、『賃上げしたくてもできない』という中小業者の声も寄せられている。そんななかで都にできることはある。例えば都が発注する工事や委託事業は年間約88000件。契約金額は約1兆7500億円に上る。そして競争入札に参加できる事業者の9割は中小業者。都が発注する仕事の予定価格を上げるだけでなく、下請け業者を含め現場で働くすべての人たちに適正な賃金が支払われるような仕組みを作れば、多くの人たちの手取りを引き上げることができる」と話した。