NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
アメリカの関税措置をめぐり3週連続で訪米した赤沢経済再生担当大臣。ベッセント財務長官、ラトニック商務長官とそれぞれ個別に閣僚交渉をおこない、今月半ばのG7サミットに合わせた首脳会談も視野に双方にとって利益となる合意を実現できるよう精力的に調整を続けることを確認した。ただ今回も一致点を見出すことはできなかった。赤沢大臣は画像と共に「お互いをリオ、ハワードと呼び合う仲に」とSNSに投稿した。協議を重ねる中でラトニック商務長官と親交を深めてきたと強調している。赤沢大臣は一連の関税措置は遺憾だと見直すように強く求めている。赤沢大臣は「一致点を見いだせたかといえば見いだせていない」とコメント。石破総理大臣は「国益をかけた真剣勝負の議論が行われている。トランプ大統領と対面でお目にかかるのはG7サミットだが、それまでに一定の前進があればそれでよし、なければ国益を犠牲にしてまで急ぐつもりはない」とコメント。