ガイアの夜明け ビジネスホテル戦争2 ～異業種からの刺客～
カタログ通販国内最大手「ベルーナ」が手掛ける大型ホテル「札幌ホテル by グランベル」。北海道ではホテル不足が課題。安野社長はこれを好機とみていて、ベルーナでは全国23箇所にホテルを展開。うち15はビジネスホテルで、売りは大浴場や露天風呂。札幌ホテルは4月中旬に開業予定だったが、社長の独断で3月1日に前倒し。「モノには売れるタイミングがある」という創業時からの哲学に基づく判断だが、ホテル業界ではあり得ない無理難題に現場はてんてこ舞い。
カタログ通販国内最大手「ベルーナ」が手掛ける大型ホテル「札幌ホテル by グランベル」。4月中旬に開業予定だったが、社長の独断で3月1日に前倒し。岡村支配人は取り引き先の担当者に直接会い、前倒しの納品を直訴。多くの関連会社ではコロナ禍からの急激な需要回復で供給が追いつかない状況にあり、OKをもらえたのは3割だけ。同じ頃、社長が現場を視察。開業まで時間がない中、社長は一部の設備について「チェンジ」と命令。