身近なカビ 耳の中にも?

2025年6月10日放送 16:37 - 16:45 日本テレビ
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スマホカバーやエコバッグはカビが生えやすい。スマホカバーを2年以上使っている、さらに携帯をしまうのがカバンに入れるよりもズボンのポケットに入れる人、30代以上、会社員の人が多い。また、野菜などを直接入れたときにエコバッグについた水分や土などがカビの原因になる。梅雨の時期は物だけでなく体に生えるカビにも注意が必要。最近耳がかゆい、聞こえづらいといった方は耳の中にカビが生えているかも知れない。「外耳道真菌症」といい、鼓膜よりも外側の外耳道でカビが繁殖し、炎症を起こす病気。黒い耳垢が出て気づく人もいる。「にしおぎ耳鼻咽喉科クリニック」では年間約10人の患者が来るそうで、梅雨の時期に多い。治るのに時間がかかるのも特徴で、長い人では数ヶ月かかることもあるそう。耳掃除のしすぎも要因の一つ。外耳道は皮膚が薄くデリケートな場所。過剰に耳掃除をすると傷がつき傷にカビが感染し病気を引き起こす。耳掃除をする場合は乱暴にせず毎日する必要はない。頻度は体質にもよるが、1ヶ月に1回程度が望ましい。使うのも綿棒など柔らかい素材のもので耳の奥まで入れず軽くふく程度にする。もう一つの要因は長時間のイヤホン・補聴器の使用。耳が密閉されると高温多湿な状態になりやすく、耳垢などはカビのエサにもなるのでカビが生きやすい環境になる。耳垢が乾いている人は1時間以上はつけずイヤホンを乾かす時間は20分程度を意識する。耳垢が湿っている方はイヤホンを使わずヘッドホンを使うようにする、などと伝えた。


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