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きょう自民両院議員懇談会開催。石破総理の退陣求める声が相次いだというが、続投を支持する議員も数人いたという。石破総理は懇談会で参院選での大敗を謝罪し、「政治空白を生むことがないように責任を果たしてまいりたい」などと語った。きょう番組の取材に応じたのは佐藤正久参院議員。佐藤氏は2007年に初当選し、参院議員を3期務め、防衛大臣政務官や外務副大臣など歴任。しかし今回の選挙で落選し、きょう任期満了。石破総理に対しては「個人の責任もあるが、敗北であれば組織のトップが責任取らなければ下の隊員がトップに命をあずけることはできない」などと話していた。その佐藤氏も出席したのが両院議員懇談会。自民党所属の衆参両議員らが集まり意見交換などを行う。その懇談会で森山幹事長は「8月中に報告書取りまとめ、その上で幹事長としての自らの責任については明らかにしたい」などと述べた。
党内からは石破総理の退陣論が日に日に高まっている。ANNの世論調査では「次の自民党総裁は?」という質問に対し1位が小泉進次郎氏、石破総理は3位だった。7位の茂木敏充前幹事長も自身のYouTubeチャンネルで総理に退陣要求をしている。2位だった高市氏もポスト石破候補の動きが活発化。高市氏に近い若林洋平参院議員は「ケジメをつけるということだと思いますよ」などとコメントした。西村元経産大臣はSNSで「兎にも角にも総裁選をやるべきである」などと述べた。一方で「石破やめるな」の声も高まっている。世論調査では、石破総理は辞任すべきだと思う人が46%、思わない人が42%と拮抗する結果に。ただし自民党支持層では辞任すべきと思わない人が58%で、思う人を大きく上回っている。党内でも「選挙で負けたのは政治とカネが原因で、石破総理のせいではない」などと石破おろしの動きを冷ややかに見る向きが。