Nスタ 選挙の日、そのあとに。
午後1時半ごろ自民党本部の幹部の部屋を訪れたのは青年局の幹部。面会したのは森山幹事長で、執行部に対する事実上の退陣要求の文書を手渡した。等の公的組織が公然と退陣を求めるのは異例のこと。かつて青年局長を務めていた小泉農水大臣は、声をあげるべき時はあげる青年局魂みたいなものはそのときの局長の判断で行動することはあると話した。自民党議員に配布されている文書は両院議員総会の開催を求めるためのもの。開催には国会議員3分の1以上の要求が必要で、署名活動が行われている。総理退陣につながる議案の決定も可能な両院議員総会は自民党にとって大きな重みをもっている。30年以上前、当時自民党は政治改革関連法案の扱いをめぐり大混乱に陥っていた。執行部は総務会という党の意思決定機関で今後の方針を決定したが若手議員らが猛反発、全ての議員が出席できる両院議員総会で意思決定すべきと訴えた。署名の取りまとめに動いていた笹川博義衆院議員は、もう3分の1はクリアしたと話した。一方石破総理は今日、アメリカとの関税交渉が合意したことを受け与野党党首会談に臨んだ。石破総理は、合意の実施にまで責任を持たなければいけないとして早期退陣には否定的な考えを示しているという。