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国会記者会館から中継。予算案の国会での審議はどうなっていくのか。衆議院で過半数を割り込む少数与党のため、来年1月の通常国会での予算審議も難航が予想される。石破総理大臣は先ほど野党の協力を得るため誠心誠意説明すると強調した。来年は7月に参議院選挙も控えていて、野党側は対決姿勢を鮮明にすると警戒する声が自民党内から上がっている。また、衆議院の予算委員会は委員長ポストを立憲民主党が握っているうえ、野党は旧安倍派の政治資金事件で元会計責任者を参考人として招致するよう求めている。こうした中、与党が予算の成立に向け秋波を送るのが国民民主党と日本維新の会。年収103万円の壁の見直しの協議を年明けも続ける国民民主と一致点を探りつつ、教育無償化を求める維新とも協議を進め、一定の結論を出すことで協力を得たい考え。両にらみで協力を得ようとしている与党だが、予算案に賛成する確約を得られるかは不透明で、衆議院で採決が行われる2月末が攻防の山場となりそう。