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きょう午前11時半ごろ、上野駅から大宮駅に向けて走行中、東北新幹線の連結部分が外れ緊急停止。先ほどJR東日本の会見が始まった。東北新幹線には計642人の乗客を乗せた状態で緊急停止。このトラブルの影響で東北新幹線と同じ線路を使う上越新幹線、北陸新幹線で一時運転見合わせとなった。そのため、東京駅では多くの人が足止め状態になった。新幹線は緊急停止から約3時間後に動き出した。午後3時前に埼玉県・大宮駅に到着。今回のトラブルでけがをした乗客はいない。
突如、連結部分が外れた東北新幹線。同様のトラブルは半年前にも起きていた。去年9月には宮城県内を時速315kmで走行中に緊急停止。この時は連結を強制的に外すスイッチの端子に金属片が触れたことで誤作動が起きたとみられている。ただ、JR東日本はこのトラブル後、去年10月末までにスイッチの配線をはずし“再発防止措置”を取ったばかりだった。JR東日本は「はやぶさ・こまち21号は上野−大宮間を走行中にブレーキが動作し、東京駅から6キロ600m付近に停車した。列車が分離したときの走行速度は約60キロ程度。連結器部分の目視の確認では破損等は認められていない。電気的な司令で分割をするようになっているので、回路の異常や端子の何らかのトラブルとか、それらを含めて調査していく」と述べた。JR東日本は原因が判明し必要な対策が完了するまでの間、連結運転はすべて取りやめるという。