サタデーステーション (ニュース)
日本維新の会が突然連立の条件として「議員定数の削減」を掲げたのはなぜなのか。この条件は自民党内からも想定外だったと受け止められている。背景にある「企業団体献金」の禁止は透明性をはかることでしか譲ることができなかったがこれが公明党が連立を離脱する決定的な理由となった。維新としては身を切る改革を進めなければ自民党の延命に力を貸すだけと批判に晒されることになり、そう見られないためにも絶対条件にする必要があった。拓殖大学の河村和徳教授は議員定数削減について「比例代表を減らすと少数政党の議員が減り、結果的に有権者の多様な意見を反映しにくい国会となってしまう」と指摘している。総理指名選挙は来週火曜日に行われる予定。
