連覇目指す 侍ジャパン スーパーR初戦は米国戦

2024年11月22日放送 12:30 - 12:35 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル

世界野球プレミア12。オープニングラウンドグループBを5戦全勝で終えた侍ジャパン。きのうから東京ドームを舞台に、グループABの上位2チーム同士が総当たり戦を行うスーパーラウンドが始まった。初戦の相手は強豪・米国。日本のベンチには、オーストラリア戦後に戦線を離脱した鈴木翔天投手のユニホームが掲げられ、チーム一丸となって2連覇を目指す。先発は中日のエース・高橋宏斗投手。150キロ台後半のストレートとスプリットが冴え、三者連続空振りの三振。対する米国の先発は、44歳のベテラン・ヒル投手。序盤は互いに一歩も譲らず、投手戦となった。先発の高橋投手は4回を投げ、8奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。
世界野球プレミア12。5回にゲームが動いた。西武・隅田知一郎投手が米国・トーマスにソロホームランを打たれ、先制点を許した。しかし侍ジャパンはそのウラ、1アウト1塁2塁から9番・キャッチャー・坂倉将吾(広島)が、ライトへのタイムリー2ベースで同点とした。その後、2アウト1塁3塁となり、2番・小園海斗(広島)が3ベースヒットを放ち、2人が還って一気に逆転に成功。小園は7回にはスリーランを打った。8回にはタイムリーを放ったDeNA・桑原将志を1塁に置いて、2打席連続となるアーチを描いた。小園は1人で7打点を叩き出す大活躍を見せた。
世界野球プレミア12。最後はロッテ・横山陸人投手がランナーを出すものの、後続を抑えてゲームセット。日本9−1米国。侍ジャパンはスーパーラウンド初戦を勝利で飾った。広島・小園海斗は「何とか打ちたい、流れを変えたいと思っていたので、いいところに飛んでくれたかなと思う」と話した。井端弘和監督は「先制されたが焦らず攻撃できた。米国打線は一発があるので、1点でも多く得点したいと思っていた。各選手、投手が持ち味を発揮してくれた」と語った。


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