過半数割れ 野党との連携模索か/首班指名 与党・野党の動きは

2024年10月28日放送 17:04 - 17:15 TBS
Nスタ (ニュース)

今回の衆院選で自民、公明の与党で215席、過半数233議席を割り込んだ。立憲148議席、国民28議席、れいわ9議席獲得し、大きく躍進。国民民主党の議席数は前回7議席から、今回28議席と大きく躍進。この背景には、SNS動画で減税、家計支援など政策を発信し、再生数1300万回超を記録。過半数を割った自民党は政権の維持に向け、野党との連携を模索。これに対し、玉木代表は「連立政権への参加はない」と明言。一方、「政策本位で良い政策があれば協力するし、ダメなものはダメだと言っていく」とした。玉木代表は「ポストはいらない。政策を実現して欲しいと思う。今回の選挙は政治とカネの問題が大きな焦点だった。我々は手取りを増やすという経済政策を訴え、一定の支持を得た。政策を実現しないと、支持をしてくれた方の期待に応えることが出来ない。掲げた政策を1つでも2つでも政府与党に飲んで実現してもらいたい。基礎控除等の拡大が実現すれば所得が増えるので、この政策をやるべきと強く求めたい。首班指名は決選投票でも玉木雄一郎と書く。政策的な合意があればそれも加味して考えていく」とコメント。
特別国会での首班指名は国会議員が投票→過半数で総理大臣を選出。過半数に届かなければ上位2人で決選投票。立憲民主党・野田佳彦代表は野党連携について、「どういう連携が出来るか、各党と協議をしていきたい」とした。国民民主党代表・玉木雄一郎氏は「これまで自公が過半数を占めていたので、政策決定は国会の外で決まっていた。今回の選挙ではどの党も過半数を取っていないので、新しい政策決定のルール、作法を決めていく大事な新局面に入っている。野党は建設的に加わる必要があり、与党も大きな心で様々なところから出された意見を決定して欲しい。穏健な多党制の中での丁寧な合意形成のルールをアップデートすることが必要。政策決定を行うときにはオープンにやっていきたい。国民民主党の結党以来の方針は対決より解決。日本の政治文化を変えていく1つのきっかけにしたい。対決型の国会から、丁寧に合意形成する国会に変えていく」とコメント。


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