憲法記念日特集 憲法記念日特集 ”SNS時代”の選挙は 民主主義は
衆参両院の憲法審査会では緊急事態の国会機能の維持や憲法改正の是非を問う国民投票のあり方などがテーマになっている。国民投票を巡ってはSNS上での偽情報の拡散について初めて衆議院の憲法審査会で議題として取り上げられた。自民・逢沢議員は「改憲の是非を問う国民投票の判断材料にSNS上で拡散される偽情報が用いられることは避けるべき。憲法で定められた表現の自由に配慮しつつ対策を考えなければならない」などと話した。
各党の憲法論議への姿勢について。自民・逢沢議員は「自民党の一丁目一番地である憲法改正に向け、国民の理解の中で早急に実現させたい」などと話した。立憲・大串議員は「憲法改正には熟議を尽くすべき」などと話した。維新・青柳議員は「条文をまず作成し、その上で議論を進めていく必要がある」などと話した。公明・石川議員は「時代の変化に応じて必要な規定を付け加えていくことが大事。最も重要なのは国民の理解」などと話した。国民・古川議員は「基本原則は維持しつつ、時代の変化に合わせた改正が必要」などと話した。共産・井上議員は「今必要なのは改憲論議ではなく憲法に反する政治の実態を変えること」などと話した。れいわ・大石議員は「戦争の再発防止のための要素が組み込まれた憲法をおいそれと変えることはしてはならない」などと話した。