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高騰する都内のマンション価格。きょう発表された1月の東京23区の新築マンションの平均価格は1億474万円。建築資材の高騰などを背景に、おととし年間平均で初めて1億円超えと高止まりの状態が続いている。こうした中、山手線の内側で1億円を切る注目のマンションがある。文京区小石川に建てられるマンションは小石川植物園や駅からも近く、生活環境も整った好立地な場所にある。もともとここには印刷工場があったが、老朽化を機に3年前に取り壊すことに。今年過去最多の販売戸数になる可能性が出ている「定期借地権付マンション」は買い手にとって大きなメリットがあるという。「定期借地権付マンション」は土地を所有しないため費用が約1割安く抑えられるという。ただ、あくまで「土地は借りている」という前提のため、一般的な分譲マンションに比べて毎月の借地代などが負担となる点には注意が必要。このマンションには70年の期間を設定している。今後のマンション価格について不動産経済研究所は、「工事費の上昇や大型物件の発売により再び上昇傾向になるだろう」と分析している。