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インフルエンザや寒暖差による体調不良を訴える人が急増している都内のクリニックは、深刻な薬不足の影響で患者に処方箋を出しても「（薬局で）たらい回しになったり、意図したお薬がわたらない。（処方せんの）期限は処方した日を含めて4日間。『処方せんもらったけど結局もらえなくて断念した』とか」と話し、薬がなく処方せんが無駄になるケースもあるという。伊藤博道院長は「インフルエンザ・コロナ両方増えてくると思うので、12月が結構大変なことになって、1月がさらにたいへんなことになる可能性が高い」と話し、患者が増える冬を前に、医療現場に不安が広がっている。