TOKYOほっと情報 東京都議会 都市整備委員会
都市整備委員会の課題について、都市整備委員会委員長・西沢けいたは「都市整備委員会はまちづくりプロセスへの市民参加を一層充実させていくことができるのかというのが、ひとつの大きな課題。まちづくりにおいて、神宮外苑の再開発もこうした開発まちづくりを進めるうえの議論で事業者が住民参加を限定した姿勢というのが課題となった。今後はまちづくりに利害関係者や住民などの意向をできるだけ反映する把握していく、そして合意形成がなされていくということが望ましい。また首都直下地震時には家屋倒壊で亡くなる方がいない東京を目指してより多くの住宅を耐震化させていくということも課題。新耐震住宅の耐震化促進、それからこれに一層取り組んで誰も取り残さない耐震化ということを進めること。都内においては住宅価格が非常に高騰している為、家賃負担の軽減それから住まいのサポートを実施していくということが重要。住宅の確保というのは最もベーシックな生活保障であるために、住宅に困窮する都民の皆さんを支援する仕組み、こうしたことを検討して議論していく。」と話した。都市整備委員会で最近審議された内容は、「環4高輪地区基礎杭撤去工事請負契約」、「第248回東京都都市計画審議会付議予定案件について」など。