遠くへ行きたい 遠くへ行きたい
大津を旅している酒井。淡水産の貝塚としては日本最大規模だという石山貝塚。貝塚のある瀬田川では今でもシジミ漁が行われている。酒井も漁師と一緒に漁を体験する。漁法は手かき漁。ふるいにかけて大きいものを選ぶ。セタシジミは貝塚に出てきたシジミと一緒だというが酒井も手かき漁に挑戦した。シジミが少なくなっているというがその理由は品質が悪化し大量発生した藻が原因。シジミを窒息させてしまうという。
次に酒井が向かったのはそば・一品料理の吾嬬。瀬田シジミのそばに美味しいと酒井は答えダシが効いていると答えた。また瀬田しじみを使った名物料理のしじみかき揚げそばに酒井は美味しいと答えた。次に酒井が向かったのは守山市。琵琶湖でパールの養殖をしているという。自分で貝に真珠を仕込み真珠貝のオーナーになれるという。その養殖棚へ。昭和40年頃に最盛期を迎えた真珠産業だったが近年はシジミ同様、水質の悪化により衰退の一途を辿っている。しかし琵琶湖の真珠文化を絶やしてはいけないと5年前に真珠オーナー制度を立ち上げた。琵琶湖で真珠を育むイケチョウガイ。その中には真珠が入っていたが、貝の個体差や水質など様々な条件で変化する。
真珠の仕込み現場へ。普段よくみる丸い真珠は貝殻などを球体に加工した核を入れるが琵琶湖パールは別の貝の細胞片をいれる。酒井もその細胞片をいれる作業を行った。そして真珠貝のオーナーになった。今回の旅の記念とした琵琶湖パールを使った装飾品を作るワークショップへ。酒井はピアスを手作りした。