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野球界の発展に大きな功績を残した人をたたえる野球殿堂入りの新たな候補者に、オリックスなどで活躍したイチローさんらが加わった。イチローさんは、引退から5年以上経過した人が対象となるプレーヤー表彰の候補者に加わった。オリックスで1994年にプロ野球史上初のシーズン200本安打を達成すると7年連続で首位打者を獲得。2001年には、大リーグ・マリナーズで新人王とMVP最優秀選手を同時に受賞したほか、10年連続でシーズン200本安打をマークし、今も破られていない262本のシーズン最多安打記録を打ち立てた。イチローさんはことし米国野球殿堂入りの候補者にも選ばれている。巨人・阿部慎之助監督も新たに候補に加わった。現役時代は首位打者と打点王のタイトルを獲得し、ホームランはプロ通算406本をマーク。巨人の中心選手として19年間プレーし、キャッチャーとしてもゴールデングラブ賞を4回受賞。強打のキャッチャーとして活躍。監督やコーチを務めた人などが対象のエキスパート表彰の候補には、去年阪神で2回目のリーグ優勝と38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布らが新たに加わった。野球殿堂入りは来年1月16日に発表される。