LIFE IS MONEY 〜世の中お金で見てみよう〜 誰でも行ける! 安くておいしい社食SP
学食などを経営する事業者374社のうち赤字・減益は60%超(2022年度 帝国データバンク調べ)と厳しい経営環境にあるという。続いては閉鎖寸前から再生を果たした学食を紹介。
桃山学院大学では、春休みの1週間限定でこども食堂を実施。子は無料で、親の食事は有料だがそれでも値段は破格。桃山学院大学の学食は4年前のコロナをきっかけに経営難となり業者が撤退。その後、新たに委託されたのが給食事業などを行うオリエンタルフーズ。「ワクワクする料理作りたい」とシズル感を演出する鉄鍋を使った料理は学生からも大好評。朝食50食限定のそば&親子丼セットはなんと100円。今ではランチタイムに学食はにぎわい、近隣の一般客も増えたという。学生思いの格安価格、地域の農家から売れ残った野菜などを寄付してもらうことも。調理や接客スタッフは学生がスポット勤務している。オリエンタルフーズは桃山学院大学の他にも、東洋大学など4つの大学の学食を運営している。