グッド!モーニング (ニュース)
高止まりが続くコメの価格、きのう発表された店頭での平均価格は15週連続での値上がりだった。都内の米店では国産米より約3割安いアメリカ産7割国産3割のブレンド米の売上が伸びている。3割も安いのにはミニマムアクセス米という仕組みにある。30年ほど前に南米ウルグアイで行われた貿易交渉ウルグアイ・ラウンドでアメリカなどは日本に米を輸入するよう強く求めた。日本人の主食のコメは聖域として農家からは反対の声が噴出、毎年最低限の量を関税0で輸入するミニマムアクセス米の制度ができた。約30年後にミニマムアクセス米は令和のコメ騒動の救世主となっているがコメをアメリカとの交渉材料にする案が政府内に浮上した。