首都圏ネットワーク 週刊 首都圏ナビ
首都圏で相次ぐ闇バイト、強盗事件、一連の事件に共通する特徴や防犯対策のポイントについて記したNHK首都圏ナビの記事を紹介。8月以降に1都3県で発生した一連の強盗事件を取材すると手口にいくつかの共通点がというものが見えてきた。被害金額が500万円以上のケースがある一方で多くは数万円から20万円程度、高額な現金を置いていない家にも被害が出ていることが分かった。そして侵入の手口。窓や扉のガラスを割るケースが多いことが分かった。防犯対策の研究している濱田宏彰さんによると侵入経路となった窓ガラスの強化が重要だという。例えば比較的手ごろな対策が窓ガラスの全体にこのように防犯フィルムを貼り付ける。ガラスが割れても穴が開かない、切ることができないので侵入により時間がかかると、時間を稼ぐことによって外部に通報して助けを求めることが重要だと話している。また補助錠の鍵、サブの鍵、これを窓に取り付けておけばガラスが割られてメインの鍵が仮に開けられたとしても窓は開かず時間を稼ぐことが可能。数百円から購入可能で簡単に取り付けられる。濱田さんに話を聞くと補助錠、窓の上のほうに取り付けることを推奨している。侵入者が外すときに人目に付きやすくなるためだという。