首都圏ネットワーク 週刊 首都圏ナビ
バスツアーや社員旅行などで使われることが多い貸し切りバスの価格が高騰している。都内の不動産経営者の団体は貸し切りバスを使って東京の高尾山を訪れた。コロナの影響で5年ぶりとなったバスツアー、希望の日程でバスが見つからずコロナ前に比べて料金が1.5倍程度になった。貸切バスの価格指数を見ると、過去3年でおよそ3割上昇している。バスツアーなどを企画する都内の代理店の代表によれば価格上昇の背景にはバス会社の減少がある。スキーバス事故やコロナ禍などの影響でおととしまでの10年でおよそ1000社減っている。一方で外国人旅行者が増加する中、バスツアーの需要も増え続けている。コロナ前と比べ海外からの発注が2倍になったという旅行会社もある。このような状況の中、貸し切りバスの運営会社はさらなる課題を抱えていることも分かった。その課題とは何か、どうしたら解消できるのかをまとめた記事をNHK首都圏のサイトで掲載している。