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FA市場の目玉となっていた阪神の大山悠輔について。昨シーズン、チームを38年ぶりの日本一に導くなど阪神の4番として活躍を見せてきた大山が残留を決断、球団と5年契約を結んだ。FA宣言のあと獲得に乗り出していたのはライバル球団、巨人。阿部監督が「うちに来て世紀の大FAの先駆者になってほしい」とコメントすると、選手からもラブコールが送られ6年総額24億円が提示されるなど大山の決断に大きな注目が寄せられていた。残留の決め手について、大山は「監督、コーチ、スタッフのみなさん、裏方のみなさん、そしてチームメート、もう一回優勝・日本一を一緒に達成したい。去年の日本シリーズでの地鳴りのような声援、あの感動は忘れられない」などと述べた。