参院選開票速報 みんなの選挙
筋力が低下する難病を患う佐賀市の18歳・山本さんの選挙に密着。体を動かせないため情報集めにも苦労しており、母親に新聞の電子版を拡大してもらって訴えの違いを調べた。当日は市の職員に代わりに投票してもらう代理投票制度を利用した。脳性麻痺がある山梨の井能さんは、視線で意思を伝える機器を使って学習してきた。選挙での利用は県内では前例がなかったが、選挙管理委員会は本人の意思と確認できると判断。投票所以外の場所から保護者等が代わりに記入する代理記載制度での投票に、機器を使うことが認められた。井能さんは候補者の中から投票先を選び、母親が用紙に書いて初めての投票を終えた。