隠れ原因(1) 隠れ光不足

2023年11月9日放送 16:19 - 16:39 NHK総合
あしたが変わるトリセツショー 睡眠のトリセツ

兵庫県に住む矢田部さんは睡眠不足に悩んでいた一人で解消のために漢方などを実践してきたが朝がしんどく、夜は眠れないと2年前に不調が出てきて医師に相談。矢田部さんの場合起きてすぐは体長が悪く、午後にかけて楽になっていったという。さらに志村先生からは部屋の環境について質問され、睡眠不足のきっかけは朝の光不足と話す。スタジオではチャンさんはロケとかで浴びていると思うと話し、高橋さんは結婚後ロケなどで家に入る時間が増えたと明かす。太陽の光不足で重要なのは光の明るさで車で例えるとヘッドライトを約1.6mの距離で15分ほど浴びることであり、照度計では2504ルクスと説明。
都内のベンチャー企業の社員に照度計をつけてもらい普段どのくらいの光を浴びているか実験。山名さんの場合は通勤で1時間、外歩きが約20分で晴れの日で検証すると63000ルクス。曇の日に検証した辻さんは16000ルクス、木陰だと12000ルクスが計測された。そして新型コロナをきっかけにリモートワークが推奨されリモートワーク中の家も調査すると光が入る場所では3408ルクスだったが、机がある場所では327ルクスと大幅に減少し実験に協力してくれた中で2500ルクスを15分以上を浴びた人はいなかった。そしてスタジオでは高橋さんのところは527ルクス、チャンさんのところは840ルクスとなっていた。睡眠を質を高める物資メラトニンをコントロールするには光が必要で光を浴びると体内の予約タイマーがリセットされ15時間後にメラトニンが増え、夜に質の良い睡眠を取ることができる。
光不足の睡眠不調は医療の現場でも増えており、そのまま精神的な不調に陥るケースが増えている。医療機関では光を取り入れる機器を用いて治療することもある。矢田部さんも仕事の在宅化があり、診察を受けて朝の光が届く部屋に寝室を変えたり意識して外出すると熟睡できるようになったという。そして対策として大事なのが光を取り込む場所でグリーンイグアナには光を感じるための器官「頭頂眼」があり、人の場合は脳の中にある「松果体」と呼ばれる器官で光が網膜に入ると信号が神経を通して松果体に伝わる。内村直尚先生によると日傘などをしていても外出すると十分な光を浴びることができ、外出しなくてもベランダなど日ざしが入る場所でもOKで1か月ほど続けることで良い睡眠の週間が作られる。昼に起きるなど朝に光を浴びられない人は午後からでも約3時間以内に光を浴びれば約15時間後にメラトニンの分泌が始まると紹介。


キーワード
メラトニン船橋市(千葉)新宿区(東京)グリーンイグアナ大阪市(大阪)睡眠兵庫県リモートワークSARSコロナウイルス2

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