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台風から離れた関東でも備えが進んでいる。都内のホームセンターでは台風10号に備え防災グッズの売り場を設けていた。こうした防災意識の高まりから売り上げが2倍以上になったのが、水でふくらむ簡易土のう。袋を水につけて軽く揉み、5分ほど待つだけでおよそ18キロの土のうになる。他にも窓ガラスが飛び散らないように保護する飛散防止フィルム、水なしで使える簡易トイレなどの売り上げが伸びているという。都内の5人家族を取材。防災安全協会水口健事務局長が備蓄品をチェック。厳しい暑さの中での保管は傷みが早くなる可能性がある。水口さんによれば飲料水は1人あたり1日2リットルは必要。3日分でおよそ6リットル用意しておくと良いそう。保存食を選ぶポイントは、ふりかけや乾燥わかめなどが重宝するという。災害食だけでなくフルーツの缶詰やグミなどもおすすめ。また簡易トイレは1人1日7〜8回を3日分。人数分用意しておくのが良いとのこと。