NHKニュース おはよう日本 (特集)
阪神・淡路大震災から30年。俳優・堀内正美さん。震災から6日後に市民グループを立ち上げ、被災者が求めることに応えたい思いで活動に従事。神戸・東遊園地に設置したガス灯「希望の灯り」は国内外10箇所に分灯され、復興の象徴や被災地同士のつながりを示すものとして機能。大切にしているのは「寄り添う」の精神。
去年の地震と豪雨で被害が大きかった石川県輪島市の町野地区。大学生の矢嶋爽花さんは、堀内正美さんが設立した神戸のNPOを通じてボランティアに参加している。国の名勝に指定されている「窓岩」が崩壊したことを聞き、神戸・東遊園地に設置したガス灯「希望の灯り」を設置するよう提案。クラウドファンディングで資金を集め、今年3月の実現を目指している。
今月17日、神戸・東遊園地で行われた阪神・淡路大震災の追悼式典。今年は能登半島地震の被災者も招かれた。毎年公募で選ばれた言葉が灯籠で浮かび上がる。今年は「よりそう」という言葉が選ばれた。能登半島地震の被災地への思いなどから。