大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
韓国総選挙についてスタジオで解説。総選挙後の議席数は定数300。与党・国民の力などは108議席、共に民主党などは175議席。その結果、野党が単独過半数を超えて与党は敗れた結果。今回、躍進を遂げた政党はチョ・グク氏の新党・祖国革新党は比例区だけに候補者を擁立し12議席を獲得。共に民主党と祖国革新党が仮に協力体制を取った場合、合わせると187議席。180議席を超えると法案の単独上程ができ法案採決に非常に有利になる。チョグク氏といえば公文書偽造などの罪で1審、2審で2年の実刑判決を受けて上告中。仮に最高裁で実刑が確定すると失職となり同じ党の候補者が繰り上げになる。辺真一氏によると「韓国ドラマで1番人気のテーマは”冤罪による復讐”。チョ氏は夫人も4年の実刑を受けるなど検察の過剰な捜査による被害者と感じている国民も多く今回の選挙で同情を集めた」と分析している。また辺氏は与党内での内紛の可能性について「惨敗の原因は尹大統領の不人気にあるのは明白。今後、与党内で大統領派と反大統領派の内紛が起こる」と分裂の可能性を示唆。日韓関係については「予算審議などで野党の反対にあうため、徴用工訴訟問題の解決や日米韓軍事連携など、尹大統領が進めてきた対日政策にブレーキがかけられる可能性もある」という。