- 出演者
- 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像が流れた。
パリオリンピックの開会式が32万人余りの観客が見守る中で行われ、17日間の大会が幕を開けた。パリでは100年ぶり3回目となるオリンピック。開会式の舞台はセーヌ川。夏のオリンピックでは初めて、スタジアムの外で行われ、選手たちは船に乗ってパレードした。93番目に登場した日本。日本の選手は409人で海外で行われる大会では史上最多。パリ大会は17日間の日程で行われ、日本選手団は金メダル20個、メダル総数55個の獲得を目指す。
台湾で中国からのミサイルなどの攻撃を想定した年に一度の防空避難訓練が22日から25日まで行われた。台湾では、この防空避難訓練に合わせて年に一度の大規模な軍事演習も行われた。台湾国防部によると、去年までの演習では台本に沿ってリハーサルも行われたが、ことしは現場の部隊に具体的なシナリオを知らせないほか、夜間の演習を増やすなどできるだけ実戦に近い形にしている。また中国語だけでなく、英語や日本語など合わせて18の言語で演習について発信するなど、海外に向けた宣伝に力を入れている。東京大学・松田康博教授は「国際的な関心を高め日本を含め多くの国に台湾の防衛に協力的な姿勢をとってもらいたい狙いがある」などと分析している。
韓国の与党国民の力は党大会を開き、空席となっていた代表に4月の総選挙で党を率いたハン・ドンフンを選出した。ユン・ソンニョル大統領と同じくハン氏は検事出身で、現職の国会議員ではない。4月の韓国総選挙では、トップとして与党を率いたが大敗し党内にもその責任を問う声も大きく、かつては近い関係とされていたユン大統領との確執まで指摘されている。最近のユン政権の支持率は20%台と低迷しており、党内をまとめ政権を支えていけるのか課題となっている。
南米のブラジル政府は、第二次世界大戦中やその直後に日本の移民を刑務所に収容して虐待をしたり、あるいは立ち退きを強制したりした行為について誤りを認めて謝罪をした。日系人団体などによると、多くの人たちが日本の国旗などを踏むよう強制され、拒否すると身柄を拘束されて刑務所内で虐待や拷問を受けた。ブラジル政府が、戦中、戦後の日本の移民への対応で公式に謝罪するのは初めてで、戦後79年を経て多くの日系人たちの名誉回復が図られたことになる。審議に出席したブラジル沖縄県人会の島袋栄喜元会長は、このようなことを二度と起こしてはならず、未来の世代のために語り継いでいくべきと話していた。
韓国国内では2016年以降、書店数は増加傾向になっている。この背景として、個人経営で店主 のこだわりが生かされている小規模な「独立書店」の存在が大きいとされている。韓国では「独立書店」を文化の多様性を守るため、国を挙げて支援している。ソウルにある独立書店では、店主が選び抜いた世界各国の小説や詩集が人気を集めている。旅をテーマにしている書店では、たびに関するエッセイや小説などが800冊近く集められている。オーナーは書店とは別に旅行会社も営んでおり、本を呼んで旅行をしたい気持ちにつながれば、相乗効果が生まれると考えていて、書店と旅行会社の兼業は利点が大きいとしている。
独立書店の数はこの10年程で10倍になり、去年の時点で全国に884軒存在している。こだわりの書店が次々と生まれてくる韓国の背景には独立書店を守る国の明確な方針があった。韓国ではかつて大型書店やオンライン書店で大幅に割り引いて販売されるのが当たり前であったが、国は2014年に本の割引を15%以内に規制し、経営体力の弱い書店でも競争できる環境を整えた。また、独立書店の経営を安定させる支援策も法律で定められた。公共図書館に対して本の購入先を地域にある書店を優先するよう定めた。パジュ市では19ヶ所ある図書館で直接取次業者に注文するのを見直し、去年は9割以上を地元の書店に発注した。書店支援を担う国の機関である韓国出版文化産業振興院は店主のこだわりで様々な本を扱う独立書店を守ることで、多様な読書の機械を保証していきたいとしている。また、独立書店の経営者たちも連携を強める意見交換などの取り組みを行っている。独立書店が作家を招待して行うブックトークや朗読会などのイベントにも助成金を出し、書店が文化拠点となるような取り組みを行っている。
中国の王毅外相とフィリピンのマナロ外相は26日にラオスで会談した。両国外相の対面での会談は2年ぶりで、王毅外相は対話を通じて解決をはかる姿勢を強調し、マナロ外相は南シナ海のフィリピン軍拠点への補給活動をめぐり、今月21日に発表された中国側との暫定的な取り決めを実行に移していくとした上で、「信頼と信用を再び築き上げるためにさらなる方法も追求するつもりだ」と述べ、双方が緊張の緩和を目指すことで一致した。
臓器移植に関する厚生労働省の専門家委員会が開かれた。この中で、脳死からの臓器移植をめぐり、専門のコーディーネーターや医療スタッフの不足が理由で移植を見送るケースも出ていることから、「提供の意思があってもいかされていないケースがあるのではないか」といった意見が出された。会議では移植の実施体制の見直しが必要だとして、今年度中に方針をまとめることになった。
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おいしいかんきつが育つ段々畑を支えているのは自然にある石を利用した石積み。石を積み直すのは移住してきた亀井彩香さん。専門家からも技術を学び、市から修復を任されるようになった。地域おこし協力隊の亀井彩香さんは「ここで働けるならどんなきついことでもやれる」とコメント。目指すのは農家の人が作業しやすい石積み。崩れにくいように形や重心をみて積みあげたのは段々畑を上り下りしやすいステップのある石積み。亀井さんは「この地域の人が好きだから人のために役に立ちたい」とコメントした。
為替と株の値動きについて伝えた。